令和3年9月15日、桶川市議会は第3回定例会を開催します。
今回の会議では、駅東口周辺整備、桶川の保育の方向性、そして新たな農業政策に関する一般質問が行われ、議員たちの熱心な質疑が展開された。
まず、駅東口周辺の整備に関して、加藤ただし議員は駅周辺の整備進捗状況や南小跡地の活用について質問した。都市整備部の沖田圭一部長は、令和3年度の工事スケジュールを説明し、仮設送迎場の整備や南小学校跡地整備について、市民の意見を尊重しながら進めることを約束した。
さらに、加藤議員は桶川市の保育の方向性についても言及した。公立保育所の老朽化問題や、保育園「いずみの学園」の移転についての調査が行われているため、今後の対応について市民の理解が求められる。健康福祉部の桐生典広部長は、保育需要に柔軟に対応する意向を示した。
締めくくりに、加藤議員はSDGsを取り入れた新たな農業政策を取り上げ、地域ブランディングに向けた農業の進化に期待を寄せた。市は耕作放棄地の活用を進め、自給率向上のための施策を強化する考えを示した。
全体を通して、会議では地域住民の意見を反映し、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを強化するための議論が行われた。次回の会議も、さらなる議論が期待される。