令和3年第5回三芳町議会定例会が開催され、議員による一般質問が行われた。
15番議員の細谷光弘氏は、新型コロナウイルス感染症に関する様々な質問を通じ、町の取り組みについて問いただした。
初めに細谷氏は、新型コロナウイルス感染症対策に向けた町の努力を評価するとともに、感謝の意を表明した。また、累計感染者数が150万人を超えたことを受け、さらなる感染防止対策強化を提案した。
彩の国「新しい生活様式」安心宣言飲食店+(プラス)認証について、観光産業課長の鈴木義勝氏は、過去4月28日から5月11日までの期間において、飲食店に対し調査・指導を行ったと説明した。認証ステッカーは厳格なチェックを経て交付されることが強調された。
続いて、細谷氏は認証店舗の数についての問いを投げかけ、鈴木氏は5月31日までに63店舗、6月から8月の間にさらに13店舗が認証されたと伝えた。これにより、未認証の店舗数は統計的に約25店舗であることが明示され、その対策についても尋ねられた。
埼玉県感染防止対策協力金については、細谷氏が町の周知活動の詳細を尋ねると、観光産業課長は飲食店101店舗に対して協力を求めてきたことを明かした。これには役場のチラシ配布や商工会の協力も含まれる。
細谷氏はまた、8月2日に発令された緊急事態宣言に従わなかった店舗の情報についても尋ね、鈴木氏はこれまで違反の事例は報告されていないと答えた。
さらに、学校・保育所および公民館、図書館、体育館における新型コロナウイルス対策についても詳細に質問。教育委員会学校教育課長の宇佐見宏一氏は、対象施設での感染防止策が徹底されていることを説明し、特に学校では換気やマスク着用の徹底を指導しているとのことだった。