令和元年第3回(6月)市議会定例会が開幕した。
6月3日午前10時より会議が開始された。
最初に会期の決定が行われ、その後、会議録の署名議員の指名があった。
続いて、各報告事項が提出され、平成30年度の各種会計に関する計算書について説明が行われた。
報告第10号から第15号までの計算書では、川口市一般会計の繰越費や、各会計の繰越明許費、予算繰越計算書が議論された。
特に、水道事業及び病院事業の財務状況についての質問が出され、財務部門から詳細な回答があった。
続く日程では、令和元年度川口市一般会計補正予算(第2号)や国民健康保険、介護保険などの特別会計補正予算が審議されている。
この部分に関しては、提案者が赤字の理由や補正の必要性を強調し、十分な説明が行われた。
また、川口市税条例等の改正が議案として上程され、市民への影響や期待される効果についても意見交換がなされた。
さらには、権利の放棄に関する議案も複数出されており、特に学校給食費や水道料金に関連した債権についてが焦点となった。
市議会においては、道路線の認定及び廃止に関する議案も取り上げられ、地域の交通インフラに与える影響が議論されている。
これにより、川口市の市道路線がより円滑に管理されることを目指す動きが見られる。
最後に、人権擁護委員の候補者の推薦に関する議案も上程され、地域社会の人権問題に関しても重要な役割を果たすことが期待されている。