令和4年3月定例会が川口市議会で開催され、様々な議題が審議された。
会議では、奥ノ木信夫市長が市長就任の挨拶を行った。奥ノ木市長は、当選したことに感謝し、使命の重さを感じていると述べた。また、新型コロナウイルス対策を含む34項目の政策宣言を示しました。市長は、引き続き60万市民の目線に合わせた市政運営を進めると強調した。
次に、議案についての説明が行われ、令和3年度の川口市一般会計補正予算が審議された。この補正予算は、感染症対策を含む様々な施策の経費を含んでおり、特に新型コロナウイルス対応のための補助金が計上される。特別会計では、国民健康保険事業や介護保険事業の補正予算も含まれた。
他にも、令和4年度予算案が示され、一般会計では対前年度比で5%増の2198億円、全会計では4256億円となった。この予算は特に新型コロナウイルス対策に重点が置かれていることが明らかとなった。地域活性化や都市基盤の整備、学校施設の充実などを目指す取り組みも期待されている。
市長は、新型コロナウイルス対策に対するスピード感を持って取り組む姿勢を示し、地域の特性に合った施策の重要性を訴えた。地域活力や市民生活の向上に繋がる施策を進めていくため、議会の理解と支援を求めた。議員からも多くの意見が集まり、来る委員会におけるさらなる議論が期待される。
今後の川口市の発展が注目される中、市民との連携を深めながら市政運営が進展していくことが期待されている。