令和5年9月14日、埼玉県川口市議会は第4回定例会を開議しました。
本日の議事は、先日の議事と同様であることが議長の報告により了承されました。
市長提出議案に対する質疑では、金子幸弘議員が「川口で学び、川口で働き、川口でくらす」といった自立した地域づくりの必要性を訴えました。
新型コロナウイルスの影響を受けた一連の問題に対し、食料自給率や電力自給率の改善、さらには高齢化社会への対策が求められています。
金子議員は、教育の重要性も説き、特に川口市における教育環境を充実させるためにも、小学校に20人学級を推進する必要があると提案しました。また、特別支援学校の設置についても、県教育長との協議を進めるべきだと指摘しました。市長の意向も確認され、今後の検討が期待されます。
さらに、議員からは文化芸術活動の振興についての質問もあり、地域の伝統や文化を次世代に伝えることが求められています。美術館の運営についての情報発信や、地域住民の参加促進が必要です。特に、音楽を中心とした文化活動が推奨される中、地域住民との連携が重要視され、市民が文化を楽しめる環境の整備が議論されました。
議案の質疑が続く中、課題として浮上したのは市内の人口減少問題です。特に、川口市の高齢化が進む中で、若年層の定住促進や外国人の受け入れが必要であると指摘されています。