川口市議会は、令和6年3月定例会を令和6年3月25日に開催した。
今回の定例会では、監査結果の報告を行い、令和6年1月から3月にかかる監査結果について、監査委員より報告があった。
監査報告は、地方自治法に則り、議会にも配付される。また、包括外部監査結果についても併せて議題となり、執行部より詳細が説明された。
また、各常任委員会による付託議案の審査報告があり、各常任委員長より順次報告される形で進行した。各報告には福祉保健常任委員会に関する重要な議題も含まれていた。
具体的には、議案第70号として「川口市監査委員の選任同意について」が上程され、これには奥ノ木信夫市長が提案理由を説明し、議長の意向でこの採決が行われた。
さらに、議案第71号「人権擁護委員の候補者の推薦について」も同様に、選任の意義が強調され、委員会の同意を経て議会に提出された。
会議中、質疑の場である質疑、討論も行われ、各党の議員から意見が出され、川口市の予算に対する多くの議論が展開された。それに伴い、次年度の予算案についても議論され、執行部の方針が示され、予算成立に向けた質疑が重ねられた。
また、議長の辞職に関する件も本日議題となり、松本進議長からの辞職願も正式に受理された。後任議長の選挙も行われ、榊原秀忠議員が第77代議長に、関由紀夫議員が副議長にそれぞれ選出された。
市長のあいさつの際には、令和6年度の予算について感謝の意が表され、議員の協力と共に市政の進展を強く期待する旨が述べられた。
議会は今後も川口市が進むべき道を示すため、選ばれるまちとしての実現を目指し、今後の賞賛に力を注ぐ意思と共に閉会した。