令和3年6月15日、埼玉県川口市議会にて、定例会が開催された。
主に、新型コロナウイルス感染症に関する施策が議題に上った。この会議では、出席議員が41名、議長が議事を進行した。
特に注目されたのは、坂本だいすけ議員による教育の町川口としての提言である。坂本議員は、学力向上を目指し、小学校での教科担任制の導入について質疑を行った。坂本議員は、教科ごとの専門性が求められる時代であるとし、英語、理科、算数の重要性を強調した。議員は、文部科学省の計画に合わせ、早急な準備が必要であると訴えた。
また、川口市立高等学校に関する質問も相次いだ。市立高等学校は、国公立大学合格者を輩出しており、開校以来、順調に生徒数も増加している。この中で、生徒募集の方向性や、市内中学校からの人事異動の関係が議論された。.
議員たちは、新型コロナウイルス対策として、マスク着用の徹底や熱中症対策についての実情を問う声もあった。テスト段階での具体的な対策案が国から示されており、学校の現場でもその内容の徹底を求められているとのことだ。
さらには、農地におけるコンテナを活用した椎茸栽培についても言及された。川口市は、農業を活性化させるための新たな施策として、地方の農業者向けにコンテナ施設の設置を進めており、この取り組みは事業性の高さが期待されるとされている。議員は、特にこの事業が若手農業者を育成する可能性があると述べ、今後の具体的な方針を求めた。
最後に、各議題に対する市長の回答もあり、各施策の進捗状況が説明された。特に災害時の電源確保やEV(電気自動車)の活用については、他の自治体との連携を強化する方針が示された。本日の議事は、これにて終了し、6月16日からの次の会議に向けた準備が進められることとなった。