令和6年第1回(3月)市議会定例会が、2月26日午前10時より開催された。主要な議題には議案の審議や専決処分の報告が含まれている。
日程第1では、会期の決定が行われる予定である。また、日程第2においては会議録署名議員の指名が行われる。日程第3では、工事請負契約の変更契約など、専決処分に関する数件の報告がされる。「工事請負契約の変更が必要であると判断した」と、担当部長が強調した。
次に、日程第4には「川口市戸籍法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例」が上程される。この改正により、手数料の透明性を高めることが目的となっている。
その後、日程第6から第23まで、多くの補正予算案が審議される。これには令和5年度川口市一般会計補正予算や国民健康保険事業特別会計補正予算などが含まれる。「市民生活に密着した補正予算になっている」と財務部の担当者が述べた。
さらに、未来に向けた議案も審議され、日程第24以降には令和6年度予算が提案される。「次年度に向けた重要な予算である」と市長は強調し、議会に対して理解を求めた。
市道路線の認定や廃止に関する議案も多く上がり、住民の利便性向上につながる見込みとなっている。議案に関してのコメントとして、「地域の交通インフラを整備する必要がある」と道路整備部の責任者が発言した。
最後に、議案第70号では川口市監査委員の選任同意が取り上げられ、議案第71号では人権擁護委員の候補者推薦についても審査される予定である。このように、多岐にわたる議題が協議され、市議会の役割が再確認される場となっている。