令和5年3月定例会が埼玉県川口市議会で開催された。
本日の日程では、議案第1号から第13号までの審査が行われた。
これにより、各常任委員長から議案の審査結果が報告され、多くの議案が可決される運びとなった。
最初に、総務常任委員長として青山聖子氏が議案第1号「令和4年度川口市一般会計補正予算」について報告を行った。
この中で、総務費や公債費、地方消費税交付金に関する質疑があり、特に質疑応答の後の討論では、反対意見として透明性の欠如が指摘された。
続いて、福祉保健常任委員長の関由紀夫氏が、福祉に関する議案について説明。
ここでは、施設運営基準の改正議案に対する賛否が分かれ、保育の安全性と職員配置の基準見直しについての意見が交わされた。
反対する意見の中では、国の基準見直しを求める声があった。
環境経済文教常任委員長の舩津由徳氏からは、議案第12号「財産の交換について」が報告され、環境保全活動支援金の減額理由に対する質疑が続いた。
討論の中で、地球温暖化対策への影響が懸念される声も聞かれた。
建設消防常任委員長の飯塚孝行氏による報告では、交通安全施設及び消防関連議案についての説明がなされた。
これに対する質疑では、自転車通行空間整備事業の実施予定に関し、交通安全の観点から改善が求められる意見があった。
質疑応答後、議案の採決が行われ、委員長報告通りに可決される案件が多かったが、一部議案には反対意見も寄せられた。
議案第10号と第13号も賛成多数で可決され、各議案は原案通りに決定された。
最後に議長から、今後の会議日程の報告があり、本日の会議は散会となった。
次回の会議は明日、令和5年2月21日から開催されることが予定されている。