令和3年3月定例会では、様々な議案が審議され、全て可決された。議案は総務常任委員会を始め、福祉保健、環境経済文教、建設消防と4つの委員会に分かれて報告された。特に重要な議案としては、令和2年度川口市一般会計補正予算(第9号)が挙げられ、起立者全員で可決された。
総務常任委員長の9番、奥富精一議員は報告において、歳出の部や歳入の部に関する重要事項を詳述し、特に交通や公共施設に影響を与える手数料減額の理由について質疑が行われたと述べた。全体の評価においても、質疑を通じて関係議案の可決が決まった。
福祉保健常任委員長の30番、江袋正敬議員の報告では、住居確保給付金の減額理由や、新型コロナウイルス対策に関する議案が議題に上がった。江袋議員は、各議案に対し質疑応答が行われ、全案について起立者全員の賛成を得たと強調した。
環境経済文教常任委員長の11番、濱田義彦議員は、清掃費や環境保全費に関する議案について説明し、具体的な運用や成果について詳細に報告した。この分野では特に教育費の見直しが重要視され、質疑の結果、可決となった。
末尾には建設消防常任委員長の10番、古川九一議員の報告が続き、消防施設の耐震性を含めて26件の議案が起立者全員の賛成で可決された。全体として、今回の定例会は市民が抱える課題に素早い対応をするべく、効率的かつ迅速な議論が展開された。議長の柳田力議員は、次回の会議について今後の予定を明確にし、さらなる活動への期待を寄せた。