午前の市政に対する一般質問では、内田健次議員が投票率向上やノーラ名栗の利用に関する質問を行った。
特に、投票率向上に関する施策について語り、令和３年の市議会議員選挙において投票率が47.09%にとどまったことへの危惧を示した。選挙管理委員会書記長の浅見浩司氏は、低投票率の原因として「コロナ禍や不安要素」などの社会情勢を指摘し、普段からの啓発活動の重要性を訴えた。また、期日前投票所の増設の必要性も訴えた。
次に、ノーラ名栗に関する質問が続けられた。内田議員は「ノーラ名栗に関連する観光資源が地域に与える影響について」問うた。産業環境部の吉澤享氏は、ノーラ名栗が地域振興の拠点として運営され、地元産食品や観光体験の提供など地域経済を刺激する活動が期待できると強調した。
続いて、森林・林業政策に関する質問では、特に切り捨て間伐の長所と短所について語り、吉澤部長は両方の立場から詳細に解説した。切り捨て間伐が主流である現状について「適材適所の施策の見直しが必要」とした。
最後に、令和元年台風第19号からの復旧について、特に河川や橋の復旧状況について説明がなされた。建設部長の的板幹雄氏は、復旧工事の進捗状況を報告し、地域の安全確保に努めると約束した。