令和4年9月21日、大阪狭山市議会は定例会を開催した。
今回の会議では、主に一般会計の補正予算に関して議論が行われた。
市長の古川照人氏は、会議冒頭で台風第14号の影響に触れ、犠牲者に哀悼の意を表した。台風の接近に伴い、災害警戒本部が設置され、状況を注視していたことを報告した。
その後、特に被害が報告されていないことから、警戒体制の解除が行われたという。
また、一般会計補正予算(第5号)については、予算決算常任委員会からの報告があり、全員異議なく可決された。報告を行ったのは、委員長の片岡由利子氏である。彼女は、議案の審査が慎重に行われた結果であると強調した。
続いて、一般会計補正予算(第7号)についての提案が行われた。こちらは、新型コロナウイルスに対するオミクロン株対応のワクチン接種に関するもので、総額は1億5,190万5,000円の増額を含む。その予算案は、歳入歳出それぞれ229億6,253万9,000円に達する予定だという。
総務部長の田中孝氏は、各項目の増額理由を詳細に説明し、特に国庫負担金の内容やワクチン接種に必要な経費を挙げ、支出の内訳について触れた。
質疑は行われず、日程は無事に終了した。本日の会議が、安全なまちづくりと健康維持に向けた重要な一歩となるかが期待されている。