令和6年6月、大阪狭山市議会定例月議会が開かれ、複数の議題が審議された。
市長の古川照人氏が市政の最新情報を伝えた。
新たなショッピングセンター「そよら金剛」が6月28日にオープンし、地域のコミュニティの拠点として期待されている。
また、令和6年度の個人市民税・府民税の定額減税が決まり、対象となる納税者には1万円が減税される。
さらに、熱中症対策としてクーリングシェルターが開放され、公共施設が14ヵ所指定されることも発表された。
これにより、暑い夏の時期に市民が安心して過ごせる環境の確保が図られる。
フォトコンテストの投票も行われ、多くの市民から約180点の応募があった。
この活動を通じて、市内の魅力を再発見し、地域活性化への寄与が期待されている。
また、男女共同参画週間の活動強化も促されており、6月23日から29日までの期間中に、キャッチコピー「だれもがどれも選べる社会に」が掲げられる。
会議の議題には、補正予算や各種報告も含まれた。
中でも、令和6年度の一般会計補正予算については、歳入歳出それぞれ241億8,745万8,000円の目標が示され、公園施設の整備などが盛り込まれた。
質疑応答の結果、各議案は議会内で大筋の合意を得て進められていくこととなった。
議長の鳥山健氏は、すべての議案について慎重な審議をお願いすると述べた。
請願や要望として、「現行健康保険証一律廃止」の撤回に関する請願や、子どもたちを大阪・関西万博に招待することについての慎重な要望が提出された。
議会の運営が円滑に進んでいる中、市民の声を反映した内容は今後の議論に繋がることが期待される。