令和5年(2023年)6月1日、大阪狭山市議会は第6回定例月議会を開催しました。
市長の古川照人氏は、所信表明において現在の市政にかかる熱意を表明し、今後4年間の施政運営方針を示しました。
選挙での信任を受けた今、市民から寄せられた声に真摯に向き合うことを重要視しています。
古川市長は、「生涯、住み続けたいまち大阪狭山市」を提唱し、子育てや教育環境の充実を図る方針を強調しました。
特に、教育面では小・中学校の給食費の段階的無償化計画を掲げ、就学前教育の質の向上にも取り組む考えです。
また、人口減少と少子高齢化への対応として、子育て世代の支援や医療・福祉の充実を挙げています。
加えて、公共インフラの整備や地区の都市機能の向上にも注力することを約束しました。
さらには、都市リメイクを通じて地域の魅力を向上させ、地域内での協働を進める姿勢を示しました。
これに対して議員からは教育環境に対する声が多く寄せられ、様々な要望が出されました。
また、人権擁護委員の候補者の推薦については、長年の経験を積んだ候補者が選ばれました。
消防団員に関する条例改正では、地域防災力を高める目的で任用制度や休団制度の導入が提案されました。
議会では今後、議案に対する審議が続き、各施策の実行に向けた熱心な議論が求められる状況にあります。
議会は市民の期待に応える施策の実現に向け、積極的に働きかけていく姿勢を見せています。