令和2年3月12日、大阪狭山市議会は定例月議会を開催した。
この日の議題は、議案第35号および市が提案した子ども医療費に関する条例の撤回が中心であった。
初めに、片岡由利子議長が開会を宣言し、出席議員の確認が行われた。議論は、議案第35号、大阪狭山市一般会計補正予算(第10号)について進められた。
特に、北村栄司議員が提出した大阪狭山市子ども医療費助成条例改正についての撤回が注目を集めた。撤回の理由として、北村議員は、令和2年3月12日の建設厚生常任委員会での市長答弁を挙げた。この中で、市長は多子世帯への助成特例を含む改正を今年の6月定例に提案することを確認した。また、世帯当たりの負担上限額に関する意見も示された。
北村議員は、このような議事進行の過程で、必要な支援策を継続的に考慮することが重要だと述べた。
議案の撤回後、質疑が行われたが、特に意見は上がらず、質疑はあっけなく終了した。委員会への付託を省略する提案も承認され、そのまま採決に進んだ。投票の結果、議案は異議なく承認された。
この日、一連の議題は全て終了し、片岡議長のもと、午前10時52分をもって散会となった。議会では前向きな協議が行われ、今後の動きに注目が集まる。