令和4年11月16日に開催された大阪狭山市議会の緊急議会では、2つの主要項目が議題に上がりました。
最初に、発議第15号として会議録署名議員の指名が行われ、上谷元忠議員と久山佳世子議員が選任されました。
次に、議案第78号の令和4年度大阪狭山市一般会計補正予算が議題に上がり、総務部長の田中孝氏が詳細な説明を行いました。
この補正予算は、9月2日の集中豪雨による災害復旧工事に必要な経費を計上するもので、歳入歳出それぞれ1,298万8,000円を増額補正する内容です。
具体的には、補正後の一般会計の総額は歳入歳出ともに235億5,621万7,000円に達します。
さらに、災害復旧事業のため新たに設定された限度額1,500万円の地方債補正についても説明されました。これは、山本北地内水路のり面の復旧工事やブロック擁壁の設置などの工事費用に充てられます。
議会では質疑が行われましたが、特に異議がないとの発言があり、採決に進むことになりました。全員が賛成し、原案が可決されました。
議長の山本尚生氏は全議事の終了を宣言し、市長の古川照人氏は議案が迅速に可決されたことに感謝の意を表しました。
市長はまた、大阪府が新型コロナウイルスの警戒信号を黄信号に引き上げたことにも触れ、市民に対して感染防止策の徹底を求めるとともに、高齢者への配慮も呼びかけました。