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大阪狭山市議会、物価高騰や平和の重要性を議論

大阪狭山市議会で物価高騰や国連憲章、コロナ対策が議論され、市長は地域支援策を提案。
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令和4年6月9日に行われた大阪狭山市議会において、物価高騰や地域の平和について多くの意見が交わされた。

特に、日本共産党市会議員団の松尾巧議員は、物価高騰に伴う市民生活への影響を強調した。彼は、生活必需品の価格上昇が市民の生活を圧迫していると発言し、消費税の減税や最低賃金の引き上げ、特にコロナ禍による給食費の無償化を提案した。彼は「これらの施策が実施されれば、貧富の差が縮小され、内需も活性化する」と述べ、緊急の支援が必要であると訴えた。

これに対し、古川照人市長は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市民への支援策として、地域ポイント事業を提案した。また、学校給食の無償化についても、今年度は地方創生臨時交付金を活用し、支援金を支給する考えを示した。

次に、松尾議員は国連憲章や憲法9条を踏まえた平和の重要性について言及した。彼は「現代において、古き良き価値観を守り、戦争を防ぐためには国際社会との協調が不可欠」と述べ、平和の維持に向けた地域の役割を強調した。古川市長も、「核兵器廃絶と平和の実現を目指す立場を貫き、市民の機運を高めるよう努めていく」と応じた。

コロナ対策に関しては、松尾議員が提案した充実した医療体制の確保や、ワクチン接種の推進についての意見が交わされた。健康福祉部長は、「ウィズコロナの新たな生活様式に対応するため、検査体制や医療の充実に努める」と述べ、引き続き支援を行う姿勢を示した。

さらに、ペットボトルの回収についても言及があった。松尾議員は、収集頻度を増やすことを要望し、市民生活部長は、「今後の検討を通じて、高齢者への利便性を考慮する」と応じた。

最後に、地方自治の促進に向けて活発な意見が飛び交い、参加者全員が今後の地域の未来を共に考える重要性を認識した。

議会が掲げる各種施策が継続し実現することが期待されている。

議会開催日
議会名令和4年6月定例月議会
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