令和2年2月12日、緊急議会が大阪狭山市議会で開かれた。議題には、大阪狭山市子育て応援基金条例と令和元年度一般会計補正予算が含まれた。
古川照人市長は冒頭の挨拶で、両議案の必要性について説明した。特に子育て応援基金条例により、市民が安心して子育てできる環境を整備する重要性を強調した。
議案第1号については、こども政策部長の松本幸代氏が詳しい説明を行った。この条例の制定は、健やかな成長を助ける目的であり、多くの市民から期待されるものであると述べた。
質疑応答の時間には、議員からの特別な質問はなかった。全体から賛同の声が上がり、委員会への付託を省略することが決定された。続いて行われた議案の採決では、全員が賛成し原案通り可決された。
次に議題となったのが、令和元年度一般会計補正予算である。三井雅裕総務部長が説明に立ち、寄附金を3,000万円計上することが述べられた。この金額は、子育て応援基金への積立金に使用される。
こちらも質疑はなく、委員会への付託は省略され、議案は全員賛成で可決された。今回の補正予算の可決は、地域の子育て支援を強化することにつながると期待されている。
議会の終了に際し、古川市長は新型コロナウイルスに関する注意喚起を行った。市民には感染症対策を徹底するよう呼びかけ、府内で設置された相談窓口の活用を促した。
最後に、片岡由利子議長が議会の終了を宣言し、本日の緊急議会に付議された全ての案件が終了したことを確認した。議員たちの健康と今後の活躍を祈念し、早期散会となった。