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大阪狭山市、全議案が原案通り可決 新型コロナ対策推進

大阪狭山市議会は全議案を原案通りに可決し、水道料金等の減額など新型コロナ対策を進める。新議長に山本尚生議員が選出された。
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令和2年5月15日、大阪狭山市議会が開会した。本日は全ての議案が原案通り可決された。

主な議題は新型コロナウイルス対策に関連する内容であった。市長の古川照人氏は、感染状況について地域の医療提供体制などの評判を説明し、政府が39県で緊急事態宣言を解除したことに言及した。

大阪府の知事が進める「大阪モデル」に基づき、本市は公共施設の使用制限を見直す姿勢を示した。市長は、今後も市民に正確な情報発信を行ない、冷静な行動を促すよう訴えた。

さらに、新型コロナウイルス感染症による健康管理については市民の運動不足や熱中症の懸念を指摘した。古川市長は、軽い運動や水分補給の重要性を強調し、「おうちですごすコンテンツ」を推奨した。特に、高齢者の健康管理に注意を促した。

議案第43号では、水道料金及び下水道使用料の基本料金の50%減額が提案された。上下水道部長の能勢温氏は、新型コロナに伴う市民生活支援策として、この提案の必要性を訴えた。議会は賛成多数で原案を可決した。

次に、議案第44号として一般会計補正予算が提案された。総務部長の三井雅裕氏は、経済支援策の必要性を説明し、注目の的となった。議会はこれも可決し、全体の歳入歳出を268億2,063万3,000円に増額することが決定した。

また、議長の辞職が許可され、新議長に山本尚生議員が選任された。山本議長は、人口増加や新型コロナの影響を受けている市の状況を述べ、全議員の協力を呼びかけた。副議長には西野滋胤氏が就任し、皆で街の発展に貢献することを誓った。

最後に、議会は市民生活の安全と安心に向け、新たな体制での取り組みを誓った。市長は、今後も市議会と連携し、地域発展に全力を挙げる旨を明らかにした。

議会開催日
議会名令和2年5月大阪狭山市議会定例会
議事録
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