令和3年5月13日、大阪狭山市議会は定例会を開会した。
本会議では、市政に関わる重要事項が審議された。特に新型コロナワクチン接種に関する報告が注目を集めた。
市長の古川照人氏は、コロナワクチン接種の進捗状況を説明した。65歳以上の市民に対するワクチン接種は、4月28日から開始した。
当初の電話予約の集中により、回線がつながりにくく、申し込みに困難を来たしたと報告した。出典の整備といった課題には対処し、次回の予約体制改善を図る意向を示した。
さらに、教育長の竹谷好弘氏が新たに任命され、高齢者への対応を最優先にした市の教育政策についても発言した。市議会における同意を受けて、任期を確保する運びとなった。
また、山本尚生議長が一身上の都合で辞職願を提出し、議長職の交代が行われた。これを受けて、鳥山健氏が新議長として正式に選出され、責任ある役割を担うこととなった。
議会では、監査委員の選任、常任委員会及び議会運営委員会の委員選任が行われた。特別委員会での人事案件も同様に議決され、新たな議会運営体制が整った様子が伺えた。
議会の閉会に際し、議長の鳥山氏は新型コロナウイルス感染症への対応や市民生活の回復の必要性について強調した。ワクチン接種を通じた市民への安全な環境の提供が求められているとした。
この会議の開催により、大阪狭山市議会は新たな議会の構成が築かれ、今後の市政運営に期待が寄せられる。次回の会議は5月31日に予定されており、議会の活動はさらに進展する見込みである。