令和5年10月16日、箕面市議会の第3回定例会継続会が開催された。議会内での役員選任や重要議案の承認が行われた。
まず、会議では出席議員22名全員が出席し、議会は成立していることが確認される。議長を務める神代繁近議員は、早速日程に移り、会議録署名議員の指名として、名手宏樹議員と牧野芳治議員が指名された。続いて、議会運営委員会委員の選任が行われ、村川真実議員をはじめとする6名が選任された。これに対し異議の声は上がらなかった。
次に、同様の手順で常任委員会の委員が選任された。神田隆生議員、尾崎夏樹議員、山根ひとみ議員などが各常任委員会に名を連ね、正副委員長の選任も無事に行われた。特に文教常任委員会では、岡沢聡議員が委員長に選ばれ、その後の進行に注目が集まった。
また、本日の議題として新市立病院建設運営特別委員会の委員選任が取り上げられ、村川真実議員ら11名が選任された。こちらも異議はなく、スムーズに進行した。
重要な議題として北大阪急行南北線延伸特別委員会があり、21名の議員が選任された。この延伸線の開業日が令和6年3月23日に決定され、市民の期待が高まっている。
議会の終盤には、藤田貴支議員が監査委員の選任に関する件を提案。同氏が監査委員に選任されることへの質疑が行われたが、異議は出ず、了承された。監査委員就任の背景には、藤田議員の豊富な経験が評価されたことがある。
本定例会での全日程が終了した後、議長と市長からの挨拶が行われた。上島一彦市長は、北大阪急行の延伸に関して様々な取組を称賛し、今後も市の魅力を高めるために議会の協力を求めた。市長の話に対し多くの議員が反応し、さらなる市政の発展に寄与する意欲を示した。
この後、議会は10月19日まで予定されていた会期をおいて、本日の会議を以て閉会することが決定された。議長のもと、議会は約72件の議案を一度に処理したことを強調し、意義深い定例会が締めくくられた。