令和4年6月2日に開催された箕面市議会定例会では、数多くの重要案件が上程され、議論がなされました。
この会議では、予算関係の補正や専決処分された案件について多くの報告が行われました。
特に令和3年度の一般会計に関する継続費の検討や事故繰越しに関する計算書の提出が重要なテーマとなりました。
総務部長の加藤玲子氏は、「報告第3号において、未執行額95億1,348万4,788円を翌年度に繰り越すことを報告」とした。
これは固定資産評価替事業に関連するもので、計画的な事業運営が背景にあったとみられます。
また、報告第4号では、未執行額31億4,062万6,632円が繰り越されることが説明されました。
この中には、水防整備事業が含まれており、地域住民に対する災害対策が進められていることを強調しました。
その後の討論部分では、各議案に対する質疑が活発になりました。
特に、工事請負契約に関する質問が多く、村川真実氏は「箕面船場阪大前駅エントランス他整備工事について、契約締結の状況や影響を問う質疑を行った」と述べています。
その中で、村本建設株式会社が契約相手であり、今後の整備計画についての詳細な説明が求められました。
議題には、市立病院事業会計や水道事業会計に関する報告も含まれ、これらの業務の持続可能性に対する関心が高まっています。
さらに、物品供給契約の承認を求める件についても、多くの質疑がなされ、特に教育環境に関わるタブレット保護カバーの選定については、現場の意見を踏まえた考慮が求められました。
市長上島一彦氏は、各議案について速やかに最新の情報を提供し、住民への説明責任を果たすことの重要性を述べました。
最後に、建設に関わるさまざまな議案が原案どおり可決され、次の段階の進展が期待される議会となりました。