令和4年9月、箕面市議会は第3回定例会を開催した。会議では、令和3年度の決算報告や新型コロナウイルスに対する支援策が重要な議題とされ、特に健康福祉部長の北村 清氏が新型コロナウイルスへの対策について説明した。
最初の議題は、令和3年度の一般会計継続費精算に係る報告であり、総務部長の加藤玲子氏が報告した内容において、道路・交通安全施設維持補修事業の支出が全体計画通り完了したことが確認された。また、病院事業会計においては、市立病院事務局長の三宅浩之氏が報告し、医療機器等整備に関する継続費精算が取り上げられた。
市長の上島 一彦氏は、特に新型コロナウイルス感染症に対する取り組みに注力していると強調した。感染拡大防止策としてワクチン接種体制が整備されていることが述べられ、接種のスムーズな実施が求められる。
その中で、健康福祉部長が自宅療養者に向けた支援パックの提供についても説明した。提供されたパックの内容や利用状況、自宅療養者支援の実績について報告され、他市との比較も示されたが、特に箕面市内での支援の必要性に関しては改善の余地が残されているとの意見が出された。
次の議題として、令和4年度の一般会計補正予算が提示され、新型コロナウイルス対策や高齢者支援策についての予算案が確認された。これにより市民への具体的な支援策が強化され、迅速な対応が期待される。また、競艇事業会計の決算認定もあり、収益性の向上に向けた取り組みが必要とされている。議会では各議案が審議され、現場の声を反映させながら円滑な運営を目指す方針が示された。