令和3年6月31日の箕面市議会定例会が開催され、新たな議案が上程された。
上島一彦市長は、議会活動に対する感謝の意を述べ、新型コロナウイルス対応について言及した。総務部の報告としては、令和2年度一般会計に関する複数の繰越計算書が提出され、特に生活介護などの未執行額115億円が翌年度に繰り越される点が強調された。
また、報告の中で、特に注目が集まったのは、令和3年度補正予算である。市民部長の桜井ゆかり氏は、子育て世帯に対する特別給付金支給を含む措置を説明し、効果的な支援を行う重要性を示唆した。これは約7,812万元の追加予算である。
続いて、工事契約に関する議案も議題に上がり、地域創造部長の小山郁夫氏は、箕面船場阪大前駅のエントランス工事について、19億円で村本建設株式会社との契約を提案した。これにより駅舎の利便性が向上が見込まれる。
さらに、北大阪急行線の延伸に関する業務委託契約も審議された。浜田桂一郎地域創造部担当部長は、62億9,200万円の契約金額が提示され、透明性の確保に対するコメントも寄せた。これにより、公共交通がより利用しやすくなることが期待される。
多くの議案が通過し、これらが実現することで箕面市のさらなる発展を促進することが期待されている。議会は6月22日から再開され、議論は続く見込みである。