令和5年第4回箕面市議会定例会が、11月29日午前に開会された。
この会議では、特に有意義な議題として、令和5年度の一般会計補正予算が取り上げられた。
議長の神代繁近氏が開会を宣言し、全22名の議員が出席した。副市長の具田利男氏は、一般会計の補正額について、13億857万7,000円の追加を説明した。
この補正により、歳入歳出予算の総額は741億6,672万9,000円となる。
また、議案の中では、「箕面市立病院を守るための請願」も発表された。名手宏樹議員は、市立病院が市民の健康を守る上で不可欠であると主張しました。
この請願には、箕面市立病院の公立直営の維持、職員の労働条件保障の要請も含まれており、署名も1,333筆が集まった。当日は、請願の趣旨を謳った上で市議会に対する意見表明も行われた。
さらに、複数の指定管理者の指定についても議題に上がった。箕面市立かやの広場の管理を東急不動産SCマネジメント株式会社に、箕面市立文化・交流センターの管理を箕面都市開発株式会社に提案した。
副市長は、新たな指定管理者への期待を述べ、地元の民間企業との連携強化を促した。
ここで紹介された人権擁護委員の推薦については、上島一彦市長が6名の候補を提案し、全ての候補者が適任と認められた。これにより、人権意識の普及高揚を図るための重要な人事とされています。
最後に、令和6年度に向けた検討内容や市民の声を反映する姿勢が強調された。議員たちは市民の健康維持や地域課題に対する真剣な審議を約束し、円滑な議会運営と実行力の強化を誓った。