箕面市議会の令和4年第4回定例会において、さまざまな議題が議論された。
最初に、学校給食費の改定についてのアンケート結果が報告された。令和3年10月に実施された調査では、約81%の保護者が1食当たりの増額を支持したことが明らかになった。教育委員会の自己評価では、改定によって給食の質が向上したと強調された。
次に、学校給食費の無償化が議題に上がった。無償化は保護者の経済的負担軽減に寄与するが、毎年約5億5,000万円が必要であり、財源確保が課題であるとの認識が示された。
さらに、教育政策の選択について、新改革プランに基づく政策推進の重要性が指摘された。特に、教育関係者の労働環境や待遇改善が優先課題として位置づけられており、他市との比較を踏まえた議論の必要性が強調された。この教員の確保に関しては、採用試験が実施されているが人材確保が難航していることが報告された。
また、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の配置状況に関しても議論が行われた。CSW機能を担う職員が地域のニーズに応えるための重要性が強調され、地域福祉の観点からもその役割が重要であると認識された。しかし、箕面市ではCSWの配置が進められていないとの指摘があった。
最後に、桜井駅周辺の整備についても言及された。駅前広場の駐車場やトイレ設置の計画が進んでおり、その詳細についても自治会等への説明が行われていることが報告された。特に、高齢者や市民が安心して利用できる空間づくりが求められている。