令和4年第4回箕面市議会定例会が開会され、重要な議題が論じられた。
11月30日、箕面市議会議長・中嶋三四郎氏は開会の挨拶に立ち、市政の発展に向けて議員が尽力していることに敬意を表した。
会議では、まず会期を12月21日までの22日間と決定。続いて、専決処分の報告では、交通事故に関する損害賠償請求の和解について、総務部長・加藤玲子氏が説明した。報告によれば、事故は市職員のごみ収集車が原因で、賠償金145,502円を支払うことで和解が成立した。
次に、第80号議案では「箕面萱野駅前北側交通広場の整備工事」について、市民部長・村田尚記氏が詳細な説明を行った。この工事における契約額は1億6,929万円で、議員からは入札の詳細や価格高騰の影響を問う声が上がった。地域創造部長・小山郁夫氏は、シェルター整備にかかる費用を詳細に説明し、価格高騰に対しては予算内での執行を見込んでいると強調した。
さらに、運営業務に関する議案が一括して提案され、指定管理者の指定に関する内容も提起された。これに対して議員からの質疑はなかった。
会議は、我が国の法律改正や条例改正に関する内容が報告され、個人情報の保護に関する新たな条例を制定する件も取り上げられた。最後に提出された請願では、有機肥料の高騰支援について、農家を守るための支援策を求める意見が述べられた。
今回の議会では、経済支援や公共工事の進行状況が重要なテーマとなり、今後のさらなる議論が期待される。議長は、全ての日程が終了したことを報告し、次回は12月20日から再開されることを告げた。