令和6年第2回箕面市議会定例会が開催され、各種議案が上程された。
この会議では、会期の決定が行われ、議会は5月30日から6月19日までの21日間として承認される。
続いて、各年度の予算に関連する報告がなされ、村田尚記総務部長は、昨年度の一般会計に関する継続費繰越計算書などを一括提出し、翌年度へ繰り越した未執行額やその内容を説明した。
特に一般会計の繰越明許費の未執行額は32億円を超えた。
また、病院事業会計に関する報告では、市立病院事務局長の三宅浩之氏が、いくつかの会計予算繰越計算書について提案し、病院関連の未執行額について説明した。
合計約7億円が翌年度に繰り越される見通しとなっている。
水道事業と公共下水道事業の予算繰越計算書も上程され、藤田豊上下水道企業管理者が詳細を報告。
特に水道事業の自最期決算においては、過年度損益修正が大きな影響を与える見込みを示した。
さらに、箕面市障害者市民のための長期計画について、北村清健康福祉部長が報告を行い、地域での生活支援と共生社会の構築を目的とした施策について言及。
この計画は、障害者の生活環境や仕事の場の確保を目指している。
加えて、予算の補正についても議論され、特に教育費や医療関連に重点が置かれた予算が提案された。
最後に、議長の神代繁近氏は、散会を宣言し、次回会議の日程を確認した。