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笠岡市議会、コロナ対策予算6069万円を可決

令和2年第3回笠岡市議会臨時会で、コロナ対策予算6069万円や国保税改正案が審議・可決された。
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令和2年第3回笠岡市議会臨時会では、感染症対策や予算の補正など重要な議案が審議される。開会に当たり、小林嘉文市長は新型コロナウイルス感染症対策としての特別定額給付金事業の補正予算について感謝の意を示した。こうした対策が進むことで、経済状況が回復しつつあると感じるとの見解を述べた。

議事日程の中で、特に議案第50号および第51号が注目される。これらは令和2年度笠岡市一般会計補正予算および国民健康保険事業特別会計補正予算に関するもので、新型コロナウイルス感染症対策関連が含まれている。小林市長は、補正の内容において、在宅勤務に必要な経費や、児童福祉支援など、きめ細やかな対応がなされていると強調した。

特に、一般会計補正予算は6069万円であり、276億5164万円の予算総額に上る。細かい内容に目を向けると、委員会への付託を省略し、質疑は全く行われず、原案の通り可決されたことは注目に値する。この迅速さは、議員の間で特にこの予算が急務であるとの認識が広まっていることを示している。

さらに、教育面においても議案第52号、国民健康保険税条例の一部改正が重要な議題に上がった。この改正では、総務文教委員会に付託される。過去数年間の減収に伴い、予算の維持に向けて、引き上げがなされることが予告された。市民生活部長の説明によると、今回の引き上げ対象世帯は60世帯に及ぶ。

また、後期高齢者医療に関する議案第53号も可決された。この条例改正により、コロナ感染などに関連した傷病手当金の支給要件が緩和され、安心の提供を図る。さらに、厚生労働省からの指導も含め、国及び県との連携が重要視されている。

最後に、議案第55号監査委員の選任が議題として持ち上がり、監査の透明性確保が目的とされました。市長が推薦した天野喜一郎議員が選任されることが決定され、議会の信任を得ることとなった。今後、笠岡市は、地域の健康と福祉を確保するための施策をさらに進めていくことが期待される。

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議会名令和2年第3回笠岡市議会臨時会
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