令和2年2月の鏡野町議会が開催され、重要な議案が審議された。
本会議では、町長が提案した「鏡野町乳幼児、児童及び生徒医療費給付条例の一部改正」が主な議題となった。町長の山崎親男氏は、対象年齢を18歳に引き上げる理由を説明した。子どもの健康維持、増進を図るための改正であり、この法案が可決されることが期待されている。
質疑応答では、片田八重美氏が満18歳までの医療費が無償化されることに関し、適用される医療行為の範囲について質問した。これに対し、保健福祉課長の武本吉正氏は、「保険適用に限られる」と説明した。また、医療機関での支払い手続きについても具体的な流れを示し、町外受診時の償還払い手続きについても言及した。
本議会では、委員会付託を省略し、直ちに討論と採決が行われた。賛成討論及び反対討論はなく、議第1号は原案通り可決された。これにより、鏡野町の取り組みが一層強化されることが期待されている。
最後に、会期について案内があり、次回の定例日は3月3日であることが報告された。議会は明日から休会となる。
本日、議会はスムーズな進行で終了した。議員からの活発な意見で、住民の健康に配慮した施策が一歩前進した形となる。今後の対応にも期待が寄せられている。