令和5年安曇野市議会12月定例会が12月4日に始まり、28件の議案が提出される予定である。
会議の冒頭、議長の松枝功氏が開会を宣言し、市長の体調不良により欠席の報告が行われた。
本定例会の会期は、12月4日から12月25日までの22日間であることが確認された。
初めに、安曇野市犯罪被害者等支援条例の提案が行われた。渡辺守政策部長は、犯罪被害者の生活再建や権利保護を目指すと強調した。
また、令和6年秋から健康保険証が廃止されることに伴い、マイナンバーカードを用いた新たな条例の改正も提案された。この条例も甕直紀福祉部長によって詳細に説明された。
さらに、安曇野市北の沢山林財産区管理会条例の改正、安曇野市営住宅条例の一部改正についても話が進んだ。これらは市の運営の合理化や透明性を図ることを目的にしている。
予算関連の議案についてもおおむね一致した意見が寄せられた。特に、令和5年度一般会計補正予算については、新たに7億7,600万円の追加が予定されており、特に障害者支援やこども園の給食費用に関わる予算が増額される。
市道認定の議案も審議され、生活道路の整備を目的とする新たな道路が認定される見通しである。
最後に、議長は次回の会期についての予告を行い、その後、会議は散会した。次回の代表質問は12月11日に予定されている。市民への情報提供と市政への参与が期待される。