令和元年第1回美里町議会臨時会が5月7日に開催された。
出席議員は12名で、町長の原田信次氏が挨拶を行った。原田町長は、議員選挙での当選を祝い、議会に提出する議案について言及した。議案の内容は、専決処分として税条例等の改正および監査委員の選任に関するものである。
議事は議長の選挙から始まり、出席議員の中で最年長の櫻澤明議員が臨時議長として会議を進行。議長選挙では大島輝雄議員が当選した。大島議長はその後の挨拶で「全力で頑張ってまいります」と述べ、積極的な議会運営を誓った。
続いて、副議長の選挙があり、塩原浩議員が副議長に選出された。塩原氏も「改革に努め、皆さんと共に美里町を良くしていきたい」と抱負を述べた。
次の議題としては、常任委員会委員の選任や議会運営委員会委員の選任が行われ、それぞれの議員が委員として選任されていった。それに続いて、児玉郡市広域市町村圏組合議会議員の選挙も行われ、大島輝雄議員が当選した。
二つの専決処分に関する議題も審議され、第一号議案は、美里町税条例の改正を内容とし、この改正は地方税法の一部改正に基づいている。内容は主に住民税の控除関係に関するもので、関連する変更内容が説明されたが、質疑なしで承認が決定された。
第二号議案では、国民健康保険税条例の改正について説明があり、基礎課税額が引き上げられることや、軽減措置が拡大されることがなどの内容を含んでいた。この議案も質疑なしで承認された。
最後に監査委員の選任に関して、新たに内田三郎議員が選任され、全ての議案が無事に審議され、承認された後、議会は閉会となった。