令和5年5月18日、相模原市議会第2回定例会が開会された。
本日の会議では、議長を古内明議員が選出され、その後、市長の招集挨拶が行われた。本村賢太郎市長は、今期の定例会にあたり、市民の幸福な生活の実現に向けた政策へ尽力するとの方針を示した。
市長は特に、新型コロナウイルス関連の経費なども含めた補正予算への対応について触れ、議会の協力を求めた。
その後、新たに選任される副市長および監査委員に関する議案が審議された。議案第71号および第72号の副市長の選任については、石井賢之氏および奈良浩之氏が提案された。
地域経済や防災対策の高度化を図る上でも、彼らの経験が重要であると強調された。特に、奈良浩之氏は、環境経済や都市建設に関する豊富な知識と経験を持つことが評価され、強く支持された。
また、議会の運営を円滑にするために新たに設立される特別委員会についても議論が交わされた。特に「子どもと高齢者などの支援に関する特別委員会」、「基地対策特別委員会」など、重要なテーマが提起されたことが印象的であった。
議員の投票によって、今宮ゆうき氏が議長選挙において支持を受けるとともに、大崎秀治氏が副議長に選任されることが確定した。これにより、議会の成熟した運営が期待される。
この後、議案第69号および第70号の一般会計補正予算に関する専決処分の承認がそれぞれ行われ、大きな拍手の中で承認された。特に一般会計補正予算は、新型コロナウイルスの影響で必要な支出が増大したことを踏まえての措置であり、その内容に関しても詳細な説明があった。
本日の開会会議では、可決された議案に基づき今後の施策が進められることになる。議会の運営体制が整えられ、市民の要望に応じた柔軟な市政の推進が期待される。今後の議会運営に、議員たちの果たすべき役割が一層重要なものとなるため、議会の活性化とともに市民との連携を強化する必要がある。