令和元年相模原市議会の定例会6月議会が開催された。今回は議案第102号の条例改正に関する重要な審議が行われる。
今回の議案では、相模原市の地区計画内における建築物の制限に関する条例の一部改正が提案されている。提案を行ったのは、都市建設局長の田雜隆昌氏である。氏は「建築基準法の改正に伴い、新たに建築物の規定を見直す必要が生じた」と説明した。
改正の具体的な内容では、建築基準法施行令に基づく耐火建築物のみならず、新たに定められた延焼防止性能を有する建築物についても、最高限度の緩和を施す方針が示されている。施行日は令和元年6月25日と設定されている。
審議の結果、建設委員会に付託されたが、質疑は行われなかった。再開後、建設委員会の委員長である小野沢耕一氏から報告があった。今回の報告を受け、質疑はなく、そのまま討論も行われずに進められた。
最終的に、議案第102号は全議員の賛成により原案通り可決された。また、令和元年6月25日には次回本会議が開かれる予定である。これらの進展は、相模原市の地区計画においてより柔軟な建築規制につながることが期待される。