令和3年3月定例会議では、消防団や新型コロナウイルス対策など多岐にわたる質問が行われた。特に消防団員の確保とその活動が重要視されている。
古内 明議員は消防団員数が全国的に減少していることを指摘し、定数の約8割に減少している実情に対し、「団員確保に向けて抜本的な対策を講じる必要がある」と求めた。
本村 賢太郎市長は、消防団員の確保策について、「コロナ禍の中、団員の募集活動が難しい」とし、市ホームページやSNSを活用し、福利厚生の向上を図っていると報告した。
また、古内議員が質問した災害時における職員の避難所担当については、「避難所に近隣で住む職員を選任している」と答え、いまだ大規模災害への備えの重要性が強調されていた。特に、消防団の活動は阪神淡路大震災以降も数多くの団員が活躍していることから、その重要性は増している。
新型コロナウイルスワクチン接種に関しても議論が交わされた。ワクチン接種のスケジュールや運用については、特に高齢者や障害者への配慮が求められた。市のワクチン接種体制には、医療機関との連携が強調され、具体的な進行も求められている。
特定外来生物の駆除についても古内議員からの質問があり、認知症の治療に関連する政策、共生型サービスの必要性などが議論に上った。特に市民の安全を確保するための施策がこれからも求められる。
市長の答弁では、今後も様々な施策を通じて市民の生活を守り、地域社会を支えていくとし、様々な行動をとっていく姿勢を示した。