令和2年5月18日、相模原市議会は第3回臨時会議を開催した。
本会では、複数の議案を審議し、全て可決された。また、常任委員会および特別委員会の委員選任に関する重要な決定がある。
まず、日程に上がっていた議案の一つ、議案第72号「相模原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」については、質疑および討論が行われなかったことを受けて、委員長報告は可決された。
続いて、議案第73号「相模原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」も同様に承認され、これによって相模原市の地域開発における建築基準がさらに明確化されることとなった。
さらに、重要な議案として第74号「令和2年度相模原市一般会計補正予算」が審議された。各委員長の報告が行われた後、質疑無く可決。これにより、相模原市の財政運営が円滑に進むことが期待される。
日程の進行とともに、議会運営委員会および常任委員会の委員選任も行われた。総務委員会には9名、民生委員会、環境経済委員会、建設委員会もそれぞれ9名、市民文教委員会には10名が選任されることが決定された。
また、特別委員会における人事についても複数の辞任と選任が行われた。大都市制度に関する特別委員会では、関根雅吾郎議員、加藤明徳議員、須田毅議員が辞任。その後、桜井はるな議員、西家克己議員、古内明議員が新たに選任された。これにより、特別委員会の機能が維持される。
防災特別委員会、さらには新たなまちづくりに関する特別委員会や、少子高齢化・人口減少社会に関する特別委員会においても辞任と選任の活動が同様に行われ、社会課題に対する対応を強化する姿勢が見受けられた。
最後に、監査委員の選任に関する議案第75号と第76号について、どちらも市長から提案理由の説明が行われ、質疑を経て原案通りに同意された。これにより、監査体制がより強固に整備される。