令和2年6月定例会において、相模原市の施策が討議された。主に教育や経済支援、交通安全対策について多くの議論が行われた。特に、学校再開後の影響と課題についての認識が示され、教員不足や児童生徒の健康要求への配慮が強調された。教育局長は、できる限り感染リスクを低減しつつも、児童生徒が主体的に参加できる活動の再開を目指す考えを示した。
議会では、教育現場での部活動再開の意義も重要視され、特に新入生の入部について慎重に進める必要性があるとされ、その配慮が求められた。また、修学旅行の中止が決定したことから、児童生徒の思いを受け止めた代替行事の実施が強調された。
中小企業の支援については、融資制度が積極的に検討され、実施状況の把握が重要であるとされた。特に、売上げの減少が伝えられていることから、資金調達の支援や関係機関との連携の強化が必要であると意見が集まった。市長は、引き続き事業者のニーズに耳を傾け、早急に支援策を講じる必要性を訴えた。
交通安全対策として、相模原二ツ塚線の進捗状況が報告され、整備が遅れないよう努めることが求められた。特に、東林地区の交通安全問題に対する対策が重要視され、地元の意見を反映した道路安全対策が実施される予定である。
最後に、経済支援については、各種施策が並行して進められる中、事業者との良好な連携が不可欠であり、市としての支援の必要性が強調された。市長は今後も必要な支援が求められることを認識しながら、引き続き施策を進める意向を示した。