令和3年3月12日、相模原市議会は定例会議を開いた。
議題には「議席の一部変更」や、石川将誠議員に対する辞職勧告決議が含まれ、重要な決定が行われた。
まず、日程1では議席の一部変更が行われ、出席議員から異議はなく、新たな議席番号が決定された。この変更により、議会内の席が整頓され、業務が円滑に進められることが期待されている。
続いて、日程2では、石川将誠議員に対する辞職勧告決議が議題となった。提出者である須田毅議員は、石川議員によるパワーハラスメントの事実に関する経緯を述べた。具体的には「議長室出入禁止」と「LINEによる暴言的メッセージ」がパワーハラスメントの全ての要件を満たすことが確認されたという。
議員らは相模原市議会基本条例に基づき、市民の信頼を失う行為に反するとの認識に至り、石川議員の辞職を勧告することに決定した。今回の決議は、議員としての品位を保つためにも重要なものであった。
採決の結果、議提議案第3号は原案通りに可決された。議長は、次回の本会議を「3月16日予算特別委員会終了後」に開催することを発表し、会議は一旦閉会された。
この決定は、議会の運営において市民の信頼を回復し、健全な議会運営を進めるための一歩となった。市民に対して正直であるために、議員はその責任を重んじる必要がある。