令和元年相模原市議会定例会の開会会議が開催された。
この日は、相模原市の医療福祉制度に関連した重要な議案が議題となった。
特に、相模原市介護保険条例の改正に関する議案第82号について、民生委員会からの審査報告が行われた。 民生委員会委員長の後田博美氏の報告によると、同条例の改正に関しては、5月17日に同委員会で審査が行われ、出席委員全員が賛成することで可決すべきものであると判断された。また、その後、質疑や討論が特に行われないまま、議案は原案の通り可決された。これは市内高齢者のサービス向上を目指すものであり、市民からの注目も集めている。
次に議題に上がったのは、報告第6号から第8号までの3件で、相模原市市税条例や国民健康保険条例の改正、損害賠償額の決定についての専決処分が報告された。これらの処分は地方自治法に基づき行われたもので、熊坂誠総務局長がその詳細を説明。中でも、税法改正に伴う条例の整理や交通事故に関する損害賠償の内容が紹介された。質疑も行われたが、特に目立った異議はなかったため、報告は円滑に進行。
最後に、日程5として継続調査の承認が取り上げられ、全員の異議なしで承認された。これにより、議会は閉会中も他都市の調査を行うことが可能となる。議頭の石川将誠氏は、議事を終了し散会を宣言した。今後の市議会活動においても、透明性を持った審議が続くことが期待される。