令和元年9月25日、紫波町議会は定例会を開催した。
本会議では、平成30年度の各会計の歳入歳出決算に関する認定案件が上程され、討議を経て全て認定された。
主な決算案には、一般会計、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計などが含まれている。
認定第2号の平成30年度紫波町一般会計歳入歳出決算について、予算決算常任委員長の作山秀一氏は「認定すべきもの」と報告し、賛成多数で決定した。
次いで、同様に認定第3号から第7号までの報告も行われ、これらに関しても全て認定された。
具体的には、税金以外の債権の滞納情報の一元管理や、未収金の回収率向上を図ることが求められた。
また、野生鳥獣による農畜産物の被害問題についても意見が出た。
続いて、議案第57号から60号に関連する人権擁護委員や教育委員会の人事案が一括で審議された。
熊谷泉町長は、推薦する候補者について詳細を説明した。
人権擁護委員の候補者として佐々木悦子氏や小笠原久子氏が紹介され、教育長には侘美淳氏が提案された。
これらの人事案に関しては質疑、討論を省略することが決定し、採決を経て適任と決定された。
議長の武田平八氏は、会議を進行し、全議案が円滑に処理されたことを確認した。
最後に、議員派遣の件についても異議なく決定し、全ての議事を終了した。
本日の会議を通じて、紫波町議会の運営が順調に推進されていることが確認された。