令和2年9月10日に行われた紫波町議会定例会では、複数の議案が審議された。
特に重要だったのは、一般会計補正予算と介護保険事業特別会計補正予算の2件である。
議案第70号および議案第71号については、予算決算常任委員長からの報告が行われ、質疑は省略された。
その後、議案第70号は起立による採決で全員賛成により可決された。
議案第71号も同様に、起立全員での賛成により可決され、議会は円滑に進行した。
次に議題となったのは、紫波町家庭的保育事業の条例改正である。
この条例改正に関して、11番議員の及川ひとみ氏が質疑を行った。
及川氏は、「准看護師を保育士として数に入れる意義は?」と問いかけた。
吉田こども課長は、「国の基準改正に基づくもので、保育の質向上を目的としている」と回答した。
議案第69号について、及川氏は、保育士不足についても言及し、町が取り組む必要性を強調した。
町側では、OBへの声かけや近隣市へのアプローチを通じて人材の確保に努めているとのことだ。
議案第72号についても質疑が行われ、汚泥処分の価格改定について議論された。
汚泥処分は1社との契約で行っており、燃料費等の高騰が影響しているとの説明があった。
最後に、議案第73号、紫波町固定資産評価員の選任に関する同意が審議された。 事務局から質疑、討論を省略する提案があり、これも異議なしと認められ、可決されました。
議会は午前10時10分に散会した。