令和5年4月、紫波町議会が開催された。
会議では、令和5年度紫波町一般会計補正予算(第1号)が主要な議題として取り上げられた。出席議員は17名であり、町長や各部門の長が出席している。町長の熊谷泉氏は、予算案について詳細な説明を行った。
本補正予算は、歳入歳出それぞれ2億8,669万6,000円が追加される内容であり、総額は146億9,082万4,000円となる見込みであると述べた。企画総務部長の鎌田千市氏は、具体的な補正額の内訳について言及した。
保健衛生費やデジタル田園都市国家構想に関する予算などが盛り込まれ、新型コロナウイルスワクチン接種事業に必要な経費が拡充される。特に、ワクチン接種体制確保事業については、増額が必要とされる状況である。
また、子育て支援金の増額や、温泉保養公園への支援も重要な項目として浮上した。これらの施策は、町全体の福祉や地域の活性化に寄与すると期待されている。
議案の採決は、異議なしの採決により原案通り可決された。この結果、町は今後も地域のニーズに応じた予算編成を進めることが確認された。