令和3年紫波町議会定例会の8月会議が開催された。
この会議では重要な議題として、古館駅東口駐輪場の整備工事に関する契約や、町道の拡幅請願について審議された。特に駐輪場整備工事は、契約金額が5,874万円で、佐々木建設株式会社が請負業者となる。
建設部長の阿部薫之氏は、工事は現状の駐輪場を改修するもので、施工面積654平方メートル、駐車可能台数は256台となると説明した。また、完成期限は令和4年2月7日を予定しているという。
質疑応答では、1番議員の高橋敬子氏が強度について質問を投げかけた。これに対し、都市計画課長の柳沢守氏は設計条件を考慮し、耐え得るものとして設計したことを答えた。加えて駐輪場周辺の擁壁やフェンスの補修計画についても言及した。
また、11番議員の及川ひとみ氏は、実際の駐輪場利用状況に関する調査について質問した。柳沢氏は地元協議会と協議を進めていることを返答した。
一方、請願第1278号については、すこやか町づくり常任委員長の根水康博氏が報告した。この請願は、道路の拡幅と舗装整備を求めるもので、委員会では「採択すべきもの」として扱われ、全会一致で可決された。
最後に、議員派遣の件について異議がなく、会議はスムーズに進行した。議長の武田平八氏は「ご苦労様でした」と締めくくり、会議は終了した。