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紫波町議会、少子化対策や農業支援策を議論

令和元年12月定例会で紫波町の少子化対策や異常気象による農作物被害、外国人労働者受け入れを議論。
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令和元年12月の紫波町議会定例会において、各議員からさまざまな質問が寄せられた。特に、高橋敬子議員は少子化対策とその効果について取り上げた。彼女は、町が少子化に直面しているとし、現在の施策とがその効果を生んでいるかを問うた。加えて外国人の受け入れ政策についても意見を求めた。

熊谷泉町長は、少子化対策として「いきいき岩手」結婚サポートセンターを利用し、婚活支援を行っていると説明した。町内には約20人が会員登録しており、交際や結婚につながっている事例もあるという。

さらに、外国人労働者の受け入れについても言及。県内では今年から労働者数が増加し、主に技能実習生としての受け入れが進んでいると述べた。さらに、外国人労働者の受け入れが地域経済に貢献する可能性を視野に入れた施策を進めていく意向を示した。

一方、里親制度についても触れ、地域における養育支援の重要性が強調された。町としては、虐待を受けた子どもたちを支えるための制度構築が進められているとし、現在の状況を説明。

学校再編基本計画に関しては、教育長が小中一貫教育による利点を詳述し、教育課程の連携やチームティーチングによって児童の成長を促進する意義を強調。

また、高橋議員は高温障害による農作物被害や豚コレラに関連する防護柵設置の補助についても尋ね、町長は各制度の活用を通じて農業者の支援を続ける方針を明確にした。

最終的に、藤原惠子議員は、地球温暖化やSDGsに関する取り組みについて質問し、町がどのように住民に浸透させていくのかを問いかけると、熊谷町長は地域に根ざした活動を通じて普及していく重要性を認識しつつ、努力していく意欲を示した。

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議会名令和元年12月紫波町議会定例会
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