令和元年12月26日、紫波町議会の定例会が開かれた。
議事は、出席した18名の議員によって進行された。
初めに、請願の撤回が議題に上がった。請願第1252号、町道古館ニュータウン40号線の整備に関する請願が取り下げられることが決定した。議長の武田平八氏は、「請願の撤回が許可されることに異議はない」と確認した上で、正式に許可されたことを報告した。
次に、報告第20号が上程された。これは紫波町固定資産評価審査委員会条例の一部改正に関するもので、企画総務部長の高橋堅氏がその趣旨を説明した。高橋氏は、「行政手続の簡素化、効率化を図るために改正を行った」と強調し、施行日は令和元年12月16日とすることが述べられた。
委員会の閉会中の継続審査の件も審議された。町づくりに関する請願2件、すなわち「気候非常事態宣言」を求める請願第1249号と、最低賃金の改善を求める請願第1250号が継続審査されることが確認された。この決定に対し、議長は異議なしと述べた。
また、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査についても報告された。この件も委員長からの申し出通り、継続調査することに決定した。議長は意見に異議がないことを確認した。
最後に、議員派遣の件についての議論が行われた。議長は、「次期定例会までの間に、必要に応じて議員を派遣し、その詳細は議長が指名する」と述べた。
以上の議事が終了した後、議長は会議を閉じることを宣言した。出席者は敬意を表し、起立して閉会を迎えた。議事録に署名するため、議長と議員が署名を行い、会議は終了した。