令和2年8月24日、紫波町議会で定例会の第2回会議が開かれた。
この会議では、小中一貫校紫波東学園建設に関する議案が上程された。
議案第66号から第68号までの3件が、いずれも請負契約の締結に関するものである。
議案第66号に対して、八重嶋靖教育部長は、「請負金額は11億4,400万円で、橘建設株式会社に契約を依頼する。」と説明した。
また、工事内容には新校舎の建設の他、紫波第二中学校校舎の解体や駐車場整備等が含まれ、工期は契約から約2年間を見込んでいるという。
質問に立った浅沼有朋議員は、入札比率や工期の詳細について尋ねたが、八重嶋教育部長は「入札の比率については把握していない。」と回答した。
工事完了後の安全面についても、発注者と請負者間で綿密な打合せを行う方針であることを強調した。
議案第67号では、電気設備に関する請負契約について話し合われた。
この件に関し、入札は電子入札方法を用いて行われ、岩手電工株式会社が落札した。
「請負金額は1億8,117万円で、太陽光パネル設置を含む電気設備工事内容は、安全面を考慮したものである。」との説明がなされた。
及川ひとみ議員からは、「駐車場を含む安全対策についてどう考えるか?」という質問があり、八重嶋教育部長は、「来客用駐車場は建設工事に含まれており、安全面にも配慮している。」と答えた。
議案第68号の機械設備工事も同様に請負契約が結ばれ、請負金額は1億8,920万円に設定された。