令和4年第3回金ケ崎町議会臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
特に、職員の給与に関する改正条例が注目を浴びた。
議案第1号が金ケ崎町一般職の職員の給与改正について提案され、質疑が交わされた。
この改正は人事院勧告に基づき、職員の給与を引き下げる内容となっている。
副町長の鈴木浩之氏は、地方公務員法に基づき、国家公務員や民間の給与状況を踏まえていると説明した。
また、ペナルティについては特に示されていないものの、県の指導等が入る場合がある可能性があると述べた。
高橋藤宗議員は、コロナの影響で業務が変わっている中、給与引き下げに対しどのような考慮がなされているかを尋ねた。町長の髙橋寛寿氏は、今回の勧告は民間の状況を考慮したものであり、尊重すべきものと強調した。
さらに、議案第2号の会計年度任用職員についても影響が及ぶことが確認された。こちらも給与は職員と同じく引き下げとなり、総務課長の小澤龍也氏がその詳細を説明した。
また、議案第4号では自動車事故に関する和解の件も扱われた。
上下水道課長の北條光氏は、事故の過失が町側に100%あり、全額損害賠償することが決定されたと報告した。
人身事故は発生しなかったが、町の車両の修理費用を保険で賄うことが確認された。
今後、金ケ崎町は適切な労働環境と公務の運営を継続していく必要があると見られる。