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行橋市議会、ワクチン接種の進捗と教育行政強化を議論

6月9日の定例会で、行橋市はワクチン接種の順調な進み具合を報告。教育行政の充実が求められている。
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令和3年6月9日行橋市議会定例会で、重要な議題が取り上げられた。特にワクチン接種や教育行政、政策検証に関する意見が活発に交わされた。目下のコロナ禍において、行橋市ではワクチン接種が順調に進んでいることが報告された。

西岡淳輔議員は、ワクチン接種の実施状況について質問し、市の支援体制の強化を求めた。「高齢者の予約は6日の日から始まり、電話がつながらず苦情も多かった」と述べ、さらなる人員増を要請した。これに対し、城戸好光副市長は「全庁的な取り組みを肝に銘じており、職員の協力に感謝している」と強調した。

次に質問が移ったのは教育行政に関するもので、西岡議員は食育の実施方法について尋ねた。「現状では年に1回しか授業が行われていないが、もっと実施頻度を上げるべきでは」との問いに対し、教育長の辛嶋智恵子氏は「忙しい中で、可能な範囲での対応を行っている」と回答。議員は、教育分野における人員の増強を再度訴えた。

防災食育センターに関する業務の質問も行われた。西岡議員は「現場の人員不足が影響を及ぼし、安全性の確保が危ぶまれる」と危惧を示し、業務環境の改善が求められるという見解を示した。これに対し、教育部長の辛嶋氏は「センターの職員体制は適正であるが、今後の改善に向けて検討を続ける」と説明した。

また、総務部長の米谷友宏氏は、政策施策の検証に関する報告を行い、「PDCAサイクルを使用し、過去の実績を見ながら今後の計画に活かしていく」と語った。具体的には、各施策においてKPIに基づいた成果分析が行われ、必要に応じて改善策を検討する方針が示された。

最終的には、全ての議題が円滑に終了し、議員たちは市民の不安を払拭するための一層の取り組みを誓った。市長は今後10年に向けた計画を「市民の声を取り入れ、デジタル化を進めていく」と述べ、ポジティブな未来像を示した。

議会開催日
議会名令和3年6月第7回行橋市議会定例会
議事録
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