令和4年3月23日に開催された八千代市議会第1回定例会では、様々な議案が取り上げられた。議題には、令和4年度八千代市一般会計予算や国民健康保険事業特別会計予算が含まれており、特に一般会計予算は過去最大規模の652億6,000万円に達する見込みが示された。
この予算案は、コロナ禍での市民生活の安定を図るためのものとされている。また、各議員からは予算に対して様々な意見が発表された。議案第16号の採決では、原案に賛成する意見が多く、最終的に可決となった。
また、国民健康保険事業特別会計予算についても取り上げられ、委員からは保険料の軽減を求める声が挙がった。議案第17号については、組替え動議が提出され、子供の均等割保険料の引き下げを求める内容であったが、最終的に可決には至らなかった。議案に対する質疑の際には、特に収入に対する支援策や、高齢者への福祉措置が注目を集める結果となった。
さらに、八千代市職員の服務に関する条例の改正などが含まれる議案についても可決され、職員の働き方の効率化を図る内容となっている。市長の報告によれば、これらの施策は市民の生活支援やサービス向上に寄与するものと説明された。
最後に、議案第25号や第26号、そして国保料引き下げの請願についても議論され、請願は賛成票少数で不採択となったが、市民が抱える負担軽減の具体的な施策を今後も探ることが求められる。