柏市の市政に関する会議が行われ、市長や各部長がそれぞれの施策について説明した。
新年度予算に関して、市長は新たな方針を示した。特に市立病院の建てかえや、柏駅西口北地区の再開発事業が重要な課題として挙げられている。これに対し、市長は「市民の健康を守るための病院建設が急務です」と強調した。
次に、防災行政に関する項目では、情報収集と情報共有の強化が必要であるとの意見が相次いだ。総務部長は、「内水氾濫対策を万全にし、迅速な情報提供が求められます」と述べた。その後、土木部の今後の作業についても言及し、田中調節池と農免道路の整備計画が紹介された。
環境行政の分野では、庁舎管理を通じた地球温暖化対策が議題となった。総務部長は、「柏ビレジ親水公園におけるアオコ対策が必要です」と指摘し、地域の生態系保護にも注力する姿勢を示した。これには、環境部長も賛同し、高い関心を寄せていた。
教育分野では、外国人児童生徒への支援策が取り上げられた。学校教育部長は「教育機会の平等を確保するため、特別な支援が必要です」と発言し、児童相談所の設置についても説明した。これに関してこども部長は、設置場所や運営方針について話し合いを続ける必要があると述べた。
経済・都市行政では、区画整理における遺跡保全が重要視された。都市部理事は、「地域の歴史を大切にしつつ、コミュニティバスの運行や免許返納支援が求められます」と情報を提供した。エコロジーと経済の両立を図るため、今後の取り組みに期待が寄せられている。